会議の席で、誰も意見を出さない。
目標に対しても、熱意や主体性が感じられない。
そんな空気に、もどかしさを感じている経営者の方は多いのではないでしょうか。
実際、企業の大小にかかわらず、今の日本の職場には“元気のない現場”が増えているのが現実です。
その空気はやがて、生産性の低下や、社員のメンタル不調へとつながります。
問題が起きたときに、表面的な「対処療法」ばかりが繰り返され、
本質的な改善に向けた取り組みは置き去りにされています。
なぜ、そうなるのでしょうか。
多くの人が「原因は会社の中にある」と感じていながらも、
誰もその“根本原因”に本気で向き合おうとしていない──
それが、日本企業の大きな課題なのです。
誰もが気づいているのに、なぜ“職場の病”は治らないのか?
実は、職場の空気が悪いことに多くの人はすでに気づいています。
けれども、本気で変えようとする人が少ないのが現実です。
なぜ、皆わかっているのに動けないのか──
その理由は、大きく3つあります。
朝起きて「早く会社に行きたい」と思う人は、
1,000人に1人いるかどうか。
そんな空気の中で、
人は本気で成長できるでしょうか?
楽しいと思える仕事ができるでしょうか?
「一生懸命やってます」と、皆が口では言います。
けれども「本気で働いている人は誰?」と聞くと、誰も手を挙げない。
職場にいるだけ、
誰かに見られているときだけ──
そんな働き方が当たり前になってしまっています。
部下を育てようと、厳しく接する。
高い目標を掲げ、強く迫る。
しかめ面で、威圧的に指導する。
かつての私も、そうでした。
「これがリーダーシップだ」と信じていた結果、
たくさんの仲間を辞めさせ、
会社にも、後輩にも、大きな迷惑をかけてしまったのです。
組織全体の成果を生み出すのは、
**Do(やり方) × Be(あり方)**の掛け算です。
しかし、多くの組織では「どうやるか(Do)」ばかりが重視され、
「どうあるか(Be)」は見過ごされています。
推進力
エネルギー
シナジー
ミッション・ビジョン
モチベーション
やる気
本気
信頼関係
これらが整っている状態が、組織にエンジンがかかっている状態です。
戦略や戦術
方法論や手段
知識
システムやプロセス
これらはすべて「成果を出すための道具」です。
けれども、道具だけでは動きません。
今の多くの企業では、立派な戦略や仕組み(Do)ばかりが重視され、
Be(あり方)=エネルギーが失われた「ガス欠状態」のままになっています。
それはまるで、
ガソリンの入っていない高級車を動かそうとしているようなもの。
まずは、「どうあるか」を整えること。
個人として、チームとして、組織として。
エネルギーが宿ったDoこそが、本当の成果を生むのです。
まずここを解決する。現代の日本の組織は「
いま、企業に本当に必要なのは、
「個人のスキルアップ」や「やり方の最適化」だけではありません。
求められているのは、
**“組織全体として成果を出し続ける力”**を持ったチームの育成です。
実際に、日本のスポーツ界では
ラグビー、バスケットボール、バレーボールといった日本代表チームが
格上の相手を次々と撃破する快進撃を見せています。
なぜ、彼らは勝てたのか?
共通しているのは、
一人ひとりの力を“足し算”ではなく“掛け算”に変えるチームの力──
つまりシナジーを最大化して戦ったということです。
一人では到底出せない力が、
チームとしてなら生まれる。
その方法が、再現性を持って企業にも導入できるとしたら──
ちょっとワクワクしませんか?
塩沢コンサルティングは、
一般社団法人 日本チームビルディング協会 代表理事 齋藤秀樹氏のもと、
半年間にわたる実践研修を経て、
認定インストラクター資格を取得しています。
スポーツの現場で実証されてきた
「シナジーのつくり方」を、企業向けに展開。
チーム全体として成果が上がる組織づくりを、
体系的かつ実践的に支援しています。
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