私がMGと出会ったのは12年前。
強烈な学びで、毎回楽しみにしていました。
やがて「会社でも広めたい」と思うようになりました。
だって自分で効果を実感していたからです。
それなのに、なかなか広まらない…。
事業再生コンサルタントとして独立してからも、MGを通して会計を伝えてきました。
けれども、相手が変わらないケースが多かったのです。
その時は「会社が悪い」「経営者が悪い」「社員が悪い」と思っていました。
しかし改善が進まない現場を見続けるうちに、気づきました。
――それは自分自身の問題だった、と。
何を伝えるかよりも「誰が伝えるか」が大切。
自分に魅力がなければ、学んだことをただ伝えても響かない。
思えば、MGを教えてくれた西先生はとても魅力的でした。
そのことを忘れ、関係性を築く努力を怠っていたのです。
人は理性ではなく「好き嫌い」で8割を判断する、と脳科学も教えています。
だからこそ、相手に好かれる努力を欠かしてはいけない。
まずは話を聞いてあげること。
悩みを受けとめ、関係性を整えてから伝える。
すると自然と仲間が増え、仕事もやりやすくなるのです。
何を伝えるかよりも先に、相手に好きになってもらう。
その努力を忘れてはいけません。
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