· 

【伝えるとは、相手の目線に立つこと】

ランチェスター戦略の大家、

竹田陽一氏に初めてお会いした。

詳細なデータに基づいた講義にも圧倒されたが、

一番驚いたのは、

“一流の人”に共通する、ある姿勢だった。

それは——

「相手に合わせて話をする」こと。

事業再生に取り組む私には事業再生の例を、

建設業のM氏には建設業の話をする。

そう、通り一遍の教科書的な話はしない。

普通なら、正確に伝えるために

マニュアル通りに話そうとする。

でも、それでは伝わらないこともある。

たとえば、

ジャパネットたかた創業者・高田明氏のエピソード。

茶の間の視聴者にパソコンを売る時、

パソコンのメモリ容量の違いを

「机の大きさ」にたとえて説明した。

“大きければ仕事がしやすいでしょ。”

——それだけ。

伝えるって、こういうことかもしれない。

そして、あの人もそうだった。

相手中心の考え方、

少しだけわかってきた気がする。

一生のうち、

もう二度と会わないかもしれない人たちに、

一度で伝える。

だからこそ、

“伝え方を相手に合わせる”。

そんなヒントをもらった、貴重な一日だった。

#100日チャレンジ

#ぐだぐだアウトプット