グッドチームをつくるうえで最も大切なのは、実は「Do(やり方)」ではありません。
どれだけノウハウを詰め込んでも、組織が動かない現場を私は事業再生のコンサルの中で何度も目の当たりにしてきました。
多くの組織は、問題が発生するとすぐに改善手法や成功ノウハウに飛びつきます。
「ここをこう変えれば成果が出る」「このやり方が流行っている」──こうしたDoを求めてしまうのです。
確かに、短期的に成果が出ることもあります。しかし、それはあくまで“一時的”なものにすぎません。
本当に大切なのは、その前段階にある**Be(あり方)**です。
Beはチームの内側にある“推進力”の源泉です。
例えば、
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モチベーション
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やる気
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本気
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信頼
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エネルギー
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シナジー
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ミッション
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ビジョン
これらがBeを構成し、チームが動くためのガソリンになります。
一方、Doは「戦略」「戦術」「方法論」「知識」「システム」といった、あくまで“やり方”。
多くの組織がこのDoを増やすことで動けるようになると思い込んでいますが、Beの欠如した組織にDoをいくら積んでも、動きません。
私は事業再生コンサルの現場で痛感しました。
会計から導き出し、「このままだと2ヶ月後に会社はなくなる可能性があります」と伝えても、動けない社員がたくさんいます。
危機が目の前にあっても、人はBe(あり方)がなければ動くことができないのです。
チームの成果は 「Be × Do」 の掛け算です。
車で例えるなら、Doはナビゲーションシステム。どれだけ高性能でも、ガソリン(Be)がなければ車は動きません。
今の日本は、まさに“ガス欠のまま走ろうとしているチーム”が増えています。
Doはある。ノウハウもある。でもBeが枯れているから動けない。
そして、動けない原因がBeにあることに気づかず、さらにDoを増やし続けてしまうのです。
組織が動かない本当の理由は「やり方の不足」ではありません。
“あり方”というエネルギーが枯れていることこそが、動けない組織の正体なのです。

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